用途・機能別ゴムシート 環境対応について

環境対応について 画像1

生物多様性を考慮した、環境負荷物質削減の取組みが世界規模で進んでおります。
日本国内においても、法令、業界団体、各企業のグリーン調達基準により環境負荷物質が指定されています。
当社では、ゴムシートの原材料を把握し、RoHS指令(RoHS2)対象10物質の意図的な使用及び含有はありません。
今後も、法規制・業界・各企業のグリーン調達の動向に注視し、変化に柔軟に対応します。

【 特長 】

●RoHS指令(RoHS2)、ELV指令(※1)に適合しています。

  ■ゴムシートの原材料には、RoHS指令(RoHS2)及びELV指令で定める物質を意図的に使用しておりません。
  ■ゴムシートについては、エビデンスの提出が可能です。

 

分析済み製品一覧(一例を抜粋)

天然ゴム
黒並板 <65> グリーン板 <70> 飴ゴム板(40%) <50>
黒ゴム板 <50> 白並板 <65> 飴ゴム板(60%) <45>
 
合成ゴム
CR板-L <45> NBR板-L <70> EPT板-L <70>
CR板-L <65> NBR板-L <90> EPT板-M <65>
CR板-L <90> ブチル板 <65> 白EPT板-M <65>
SBR板 <65> 黒CSM板 <70>  
 
特殊ゴム
SR-50 TFB8010 SPO-35R1
SR-70 FRシート<HS80> FRスポンジシート
 
ウレタンゴム
TR100-90 TR100-60 TR200-90
TR100-70 TR100-50  

上記以外の製品については、別途お問い合わせください。

●その他の法規制について

2007年6月、ヨーロッパでREACH規則(※2)が施行されました。
従来より施行されているELV指令も規制対象となる物質の追加を検討しています。
各国の法規制も独自に強化を進めており、規制対象物質は今後も増え続けます。
それを受け業界団体や各企業でも、グリーン調達基準の整備・更新を実施しています。

当社ではゴムシートの原材料を詳細に把握しており、規制対象となることが予想される化学物質の削減・低減・管理を、従来より進めてまいりました。
汎用タイプのゴムシートにつきましては、今後規制の対象となることが予想される以下の化学物質の意図的な使用及び含有はありません。

 

・PCB:ポリ塩化ビフェニル
・PFOA:パーフルオロオクタン酸及びその塩類
・PFOS:パーフルオロオクタンスルホン酸及びその塩類
・アスベスト類
・HBCD:ヘキサブロモシクロドデカン
・Deca-BDE:デカブロモジフェニルエーテル

 

REACH規則高懸念物質(SVHC)につきましては、おおよそ半年に一度物質が追加されます。
適合有無については、更新ごとに調査を行う必要がありますので、お問い合わせください。
 

(注)
※1 RoHS指令(RoHS2):電気電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限に関する指令
        (Restriction of the Use of Certain Hazardous Substances in Electrical and Electronic Equipment)
        ELV指令:廃自動車指令 (End of Life Vehicles)

 
RoHS指令 規制対象 閾値(※3)
(1,000ppm=0.10%)
1,000ppm
水銀 1,000ppm
カドミウム 100ppm
六価クロム 1,000ppm
PBB(ポリブロモビフェニル) 1,000ppm
PBDE(ポリブロモジフェニルエーテル) 1,000ppm
DEHP(フタル酸ジエチルヘキシル) 1,000ppm
BBP(フタル酸ブチルベンジル) 1,000ppm
DBP(フタル酸ジブチル) 1,000ppm
DIBP(フタル酸ジイソブチル) 1,000ppm

※2 REACH規則:化学品の登録・評価・認可および制限に関する規則
        (Registration, Evaluation, Authorisation and Restriction of Chemicals)
※3 閾値:読み「しきいち、いきち」。境界となる値の事。
        RoHS指令(RoHS2)の場合、含有率が上記値より少ない場合、適合しているとなる。

 

●記載内容は改良のため予告なしに変更することがあります。
●記載内容は2021年11月1日現在のものです。

製品情報に関するお問い合わせ

お問い合わせ・資料請求

製品の仕様、寸法及びデザインは改善等のため予告なく変更する場合があります。


製品情報

製品分類から探す
業界から探す